カヌマン研究開発本部

絢爛郷土カヌマンの研究を進めるイコール鹿沼の活性化だと思っている集団

ネットで読んだチョットいい話

      2012/08/25

ヱンデバー伊藤ですhappy01
 

今日は、ヱンデバーがネットで読んだチョットいい話をご紹介したいと思いますbook
たかが名刺、その名刺が大きな成果をもたらしたなんて話ですconfident
文字多めですが、チョット先取り読書の秋maple
ヱンデバーの外向け名刺

 

「難攻不落な相手を落とした人」

目標をもって機械的な作業を永遠に続けて、不可能を可能にした人の話をします。

機械的な作業とは、精神的な苦しみ、悲しみ、辛いというマイナス感情を入れず、淡々と作業をこなすことをいいます。仕事がはかどる方法の一番は、その機械的な作業です。余計なことを考えず、目標に従って淡々と作業をこなす。その積み重ねが、やがて大きなことを成し遂げるのです。

 

会社の命を受けて、部長は大手商事の○○と契約を取るよう指示されました。その会社ともし契約が取れれば我が社は安泰、株も上がり、知名度も上がる。社運をかけてのチャレンジです。今まで数多くの人がチャレンジしてきたのですが、難攻不落の壁に突き刺さり、チャレンジした人は全員撃沈しました。

 

我が社の精鋭たちが落とせなかった難攻不落の○○商事。当時若かった部長は武者震いをしながらその大役に挑みました。精鋭たちは、○○商事の用度担当者に営業をかけたのですが、用度部長がひと癖もある人物で、なかなか取引までいきません。幅をきかせ、人の好き嫌いの優劣が激しく、噂では取引先からワイロも受け取るという悪代官のような人物です。会社から命を受けた部長は、その噂と情報を仕入れ、用度部長を相手にすることなく、交渉相手を会社のトップに絞りました。直接トップに営業をかけようと腹を決めたのです。○○商事、代表取締役社長にターゲットを絞り、その社長さんを口説き落とすため、その会社に毎日訪れる日々が続きました。

 

当然、その大手商事は零細企業の営業マンを相手にすることはありません。受付である窓口で、毎日追い返される日々が続きます。それでもめげずに部長は通い始めました。毎日の通常勤務が終わった夕刻にその会社を訪問し、受付で丁重に挨拶をし、名刺を出して社長に面会を申し込む。何のつてもない、有力者からの紹介もない、アポもない相手に受付が社長に通すわけがない。断られて返されるという日々を繰り返したのです。

 

その日々が一ヶ月続く。普通の人なら、精神的に落胆して、そこで終わります。終わらなくても毎日、この無駄な作業はしないでしょう。でも部長は永遠に続けました。毎日、日課となってその会社を訪問したのです。社長さんに面会するまで、毎日毎日訪問し続けたのです。あきることなく。

 

その作業は、人の感情を持っていては続けることはできません。感情を持たない機械のような心がないと毎日繰り返すことはできないでしょう。もちろん部長も人間です。機械のような心の持ち主ではありません。やり始めの数ヶ月は、叶わぬ相手に胃が痛み体調を悪くすることもありました。会社での報告では、進まない進捗具合に上司から叱られ、気分を悪くする目にもあっています。それでも続けました。その行動ははたから見ると、無駄な努力、バカではないかという人々の批判を受け、精神的に追い込まれても、自分が立てた目標通りに淡々と作業を続けたのです。毎日夕刻の5時にその会社に訪問する。まるで機械のように。その機械的作業こそが不可能を可能にする信念なのです。

 

そして一年が過ぎ、またいつものように受付で名刺を提示し、社長さんに面会を申し込むと、「お待ち下さい」と受付から声がかかりました。???いつもなら追い返される言葉が出るのですが、聞き慣れないその言葉に自分の耳を疑いました。

 

「社長がお会いするそうです」

 

待っていた奇跡の言葉、部長は鳥肌が立ちました。

 

「ついに来た!」

 

難攻不落のトップの社長が自らお会いしたいと。この言葉を聞くために毎日一年も通い続けた。

 

社長室まで秘書に案内されながら緊張感がほとばしる。エレベーターの中で、どんな挨拶から入るか、イメージトレーニングをする。緊張をほぐすため腹式呼吸を20回する。そしてエレベーターはビルの最上階へ着く。

 

秘書が社長室のドアを開けた。

 

「失礼します」と丁寧に頭をさげ、夢に抱いていた社長さんの顔をそのとき初めて見た。大企業の社長にぴったりの風格で、後光がさしていた。その風格に飲まれながらも、自己紹介から入る。「株、○○の○○です。このたびはお時間をとっていただき、誠にありがとうございました」極度の緊張で言葉足りずの挨拶をするのがやっとだった。

 

静かな眼光でにらんだ社長は、ふっと笑みを浮かべ「まあまあ、こちらへおかけください」と手招いてくれた。

 

社長さんの机の上には、名刺が束になって高く積み上げてあった。この名刺は部長のものである。

 

一年も通った名刺の数、365枚。それがそっくり社長の机の上にある。

 

そして社長さんがおもむろに話す。「私が生涯かつてこれだけ多くの名刺を個人からいただいたことはありません。あなたからの名刺が毎日毎日届くたび、最初は気にかけなかったものが、300枚を越えたあたりから気にかけるようになりました。そして今日の一枚で365枚になります。一年間本当にご苦労様でした。

 

その言葉を聞いて、部長は感動のあまり胸が詰まってしまった。こんな一介の名もない企業の営業マンを相手する大企業の社長の人物の偉大さに感謝と尊敬を心の底から抱いた。

 

社長さんは言った。「うちの社員にもここまで仕事を成し遂げる人はいない」と。社長さん自身も波乱万丈な人生を歩み、ここまで成し遂げてきた人物だから、部長の務めを果たした気持ちがよくわかる。

 

男同士の根気と信念を分かち合った二人は、打ち解けるような会話へと進み。手土産として社長さんは、一部の商品を契約してくれた。弊社が望んでいた大企業との取引が成功したのである。最初の売り上げは微々たるものだったが、やがて10年後には、弊社全体の売り上げの6割に達するようになった。誰も成し遂げなかった、部長の地道な努力。それを認めた大社長の人物の大きさ。その二つが融合して仕事は成功した。

 

夢を追いかけるとは、そういうものです。

夢とは毎日の行動が実を結ぶのです。

夢とはそういうものです。

 

 

 - ヱンデバーの補完計画

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